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ささやかな設定等


ささやかな設定等

ソフトウェア面で高速化、とまでも言えないような、
本当にささやかな工夫でのパフォーマンス向上を目指す方法です。


不要なデスクトップアイコン削除

Windows はシステム起動時に デスクトップ上にあるすべてのアイコンについて、
クリックされることに備え リンク先を確認するという仕様になっています。

当然、そうなるとデスクトップ上のアイコンの数が多いほど、その確認に要する時間は余計にかかるというわけです。
不要なアイコンはできるだけ削除し、システムがアイコンの確認に要する時間を短縮するのがよいです。

特に、Windows7時代にあった、ほぼ不具合で、
デスクトップから各種アプリケーションを立ち上げた際にも、この無駄なアイコンの確認動作は起こり、
デスクトップアイコンが多かったり、そのアイコンの中にリンク切れのアイコンがあったりしますと、アプリの起動が大変遅くなります。

こういった理由から、常日頃から、デスクトップアイコンは最小限に、
よく触れるファイルはまとめてフォルダに入れておいたり、
アプリはクイック起動にだけ置いておいて、デスクトップからは消すなどしておくとオススメです。

さらに不具合

さらにひどい挙動で、デスクトップのショートカットやリンク先が、
共有フォルダ等のネットワークドライブである場合で、その宛先がネットワーク上で削除されていたり、
接続が解除されていた場合、延々とその繋ぎ先を探して、完全にシステムの動作がフリーズしてしまいます。
このような動作がWindows10では解消されているようですが、
古いPC等でこの現象に出くわしましたら、アイコンの接続先に気をつけましょう。


壁紙を消す

これまたシンプルな作業ですが、
デスクトップ表示時に、壁紙があると、本当にごくわずかですが、その画像描写のための負荷がかかります。
わずかでもパフォーマンスをよくしたい場合は設定でただの単色背景にでも変えてしまいましょう。

手順

・デスクトップの何もないところで右クリック
・個人用設定をクリック
・背景欄で単色を選択
→色は何色でもよいです


画面解像度を下げる

昨今、画像処理関連が優秀なパソコン、高性能なグラボを積んでいたり、最初から4Kを売りにしているモニタ一体型パソコンなどで、
画面解像度が4K(3840×2160)などの画面出力可能なものですと、
もちろん画面の作業領域が広くて便利、というのはありますが、解像度が高いとそれだけに画面に映し出す内容を処理するのにパソコンに負担をかけます。
もちろん4K対応のパソコンなど、たいていは高性能なので、GPU、グラフィックボードへの負荷など考えるほどでもないのですが、それでも高解像度対応のパソコンゲームなどは、解像度を上げると露骨に重くなり、いっそゲーム中は画面解像度を落とすとサクサク動く、なんてこともザラにあります。
作業に支障の無い程度でしたら解像度を落とすのもありです。

手順

・デスクトップ上で右クリック
・ディスプレイ設定を選択
・解像度の欄で解像度を少し下げる

※こちら、注意点としては、高速化の目的が、パソコンの高速動作による、
作業の効率化などを目指しているためと考えると、極端に解像度を落としてしまって便利さを犠牲にしてしまったら本末転倒です。
ほどほどにしましょう。


ささやかな設定等.txt · 最終更新: 2020/01/09 07:02 by root